墨(固形墨)の再利用☆

固形墨
昨日に引き続き「墨」のことですが。。。

我が家には上の写真のように擦りにくくなった、消しゴムの最後のような固形墨がたくさんあります。

とくに墨擦り機という墨を擦る機械をよく使うので、なおさら増えていく一方です。

そこで役に立つ1つ目の再利用道具「墨はさみ」くんがこれ!↓↓↓
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おすすめの墨液(墨汁)

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書を書くとき、基本的に墨をすって書くようにしています。

しかし、たくさん練習したいときや大きな文字を書くとき、墨をするゆとりがないときなどはもちろん墨液に頼ります。

墨液と言ってもいろんな種類があり、金額も100円で手に入るものから500mlで1万円程するものまで様々。

今までいろんな墨液を使ってきて、書き味はもちろんコスト的にも私がおすすめなのがこの『玄宗』の墨液です。
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アンティーク

木琴
アンティークショップ巡りをしました。

レトロでモダンなヴィンテージ家具や照明、雑貨、楽器等には人の温もりも感じることができて、見ているだけでわくわくします。

掘り出し物を見つけたり味のある額に出合うと、想像力が湧くので煮詰まったときは特に足を運びたくなる場所です^^

この日は3件巡りました〜
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書の古典と臨書

タイトルを見るとよく分からない方も多いはず^^

書の豊かな表現力や鑑賞力にはこの臨書が大切なので、簡単にご説明をさせていただきます(^^)

中国の書であれ、日本の書であれ、古人のすぐれた書を「書の古典」と呼んでいます。

そして手本を見て習うことを臨書というのですが、古典を見て習うことに限定する場合が多いです。

書を学ぶとき、古典の臨書によって書の美の表現や技法を学んで、基礎をしっかり培うことが書の表現の幅を広げて個性的な創作作品を生み出してくれます。

臨書にもいろんな学習法があるので、今後少しずつお伝えすることにします。。。

まずは分かりやすく、
『書』という漢字の古典を篆(てん)書・隷(れい)書・楷書・行書・草書の中から選んで臨書してみました。
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マリー・アントワネット物語展

マリー・アントワネット物語展へ行ってきました。

アントワネットというと何年か前にフランスのベルサイユ宮殿に行った際の豪華絢爛な建物と装飾品のイメージが強く、派手好きな印象があります。

しかし、今回の展覧会でアントワネットの一生を作品でたどると、何故華やかで優雅な生活を送っていたのか、愛されていたのに最後は憎まれて37歳で処刑されたのか、美への徹底的なこだわりなど。。。見方によって様々な顔のあるアントワネットに魅了される理由がよく分かりました。

そして最期はひとりの女性として凛とした態度で散っていく姿がとくにかっこよく感じました。

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額の選び方と飾り方 その一

「書の作品を飾るのにどんな額に入れたら良いかわからない…」という声をよくいただくので、おすすめの額と簡単な飾り方をお伝えしたいと思います。

額には値段、質、デザイン等も含めて本当にたくさんの種類があります。

筆文字はどうしても和の雰囲気になりがちで、洋風のお家や可愛いお部屋にはちょっと合わせにくいですよね。

そこで!第一弾はお手頃でどんなお部屋にも合う額を紹介します♪
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筆の種類 ~白狸~

新鮮
この「鮮」は白狸(しろたぬき)毛の筆で書いたものです。

筆には羊毛から馬毛。。。など様々な種類があって、その筆の力を借りて古典的な文字から創作文字まで書き分けることができます。

中でもこの白狸の筆は、一本一本に力があってバネがあります。

しかし、ただ力強いだけではなくて、穂先がよく利き、まとまりもよく、墨もちゃんと含んでくれるので強弱を出しながら自由に漢字を書きたいときは特におすすめです。

左下の小さい文字も「鮮」の金文体という書体です^^

白狸の筆

影響を受けた書道人

上條信山「一怒一老」
高校時代、書道を好きになるきっかけを与えてくれたのが「上條信山」さんの書でした。

習字と書道の違いもよくわからなかった高校一年生のはじめに、授業で初の展覧会『日展』を見に行く機会がありました。

はじめて書道家という人たちの作品を見て大変感心したことを鮮明に覚えています。

そんな中、目を釘付けにしたのが上條信山さんの「一怒一老」と書かれた作品でした。
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立体的な筆文字

表札nanori試供品
nido』さんと制作中の新商品の試作品です。

いつも平面でしか見ることができない筆文字が立体的になりました♪

文字の特徴も忠実に活かされていて、nidoさんのセンスと日本の技術に感動を超えて尊敬を抱きます。

7月には完成予定ですので改めてご案内させていただきます!!