タイトルを見るとよく分からない方も多いはず^^
書の豊かな表現力や鑑賞力にはこの臨書が大切なので、簡単にご説明をさせていただきます(^^)
中国の書であれ、日本の書であれ、古人のすぐれた書を「書の古典」と呼んでいます。
そして手本を見て習うことを臨書というのですが、古典を見て習うことに限定する場合が多いです。
書を学ぶとき、古典の臨書によって書の美の表現や技法を学んで、基礎をしっかり培うことが書の表現の幅を広げて個性的な創作作品を生み出してくれます。
臨書にもいろんな学習法があるので、今後少しずつお伝えすることにします。。。
まずは分かりやすく、
『書』という漢字の古典を篆(てん)書・隷(れい)書・楷書・行書・草書の中から選んで臨書してみました。
※上の写真が古典で下が臨書してみた作品です。
◇篆書(泰山刻石より)
◇隷書(乙瑛碑(おつえいひ)より)
◇楷書(九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)より)
◇行書(集王聖教序(しゅうおうしょうぎょうじょ)より)
◇草書(書譜(しょふ)より)
私ももっと深めていきたいと思います。
こんにちは、単純な質問ですが刻字の書体は書く人が自分で勝手に作ってかいたのを削っているのでしょうか?
PN 南 柳三さん、コメントいただきありがとうございます。
刻字の仕様によると思いますが、そのような場合もあるでしょうし、古典の書体を書いたり、篆刻でしたら篆刻用の字典がありますので私の場合はそれを見てまとめ、削ることが多いです。
少しでも参考になれば幸いです。