今回8回目の宮城で、ようやく念願の『雄勝硯』の産地へ行くことが出来ました。
恥ずかしながら東日本大震災が起こるまで雄勝硯のことを知らず、宮城へ行くきっかけをつくってくれた仙台の庄司さんや一年前に石巻で出会った方からこの硯をいただき、使ってみて、はじめてこんなに素晴らしい硯が日本にあることを知りました。
日本製の硯の約90%を生産していたと言われている宮城県石巻市雄勝の硯は、震災で壊滅的打撃を受けて、現在、現地に残るすずり職人は一人だそうです。
唯一残っているすずり館へ立ち寄り、すずり職人の遠藤弘行さんにお会いすることができました。
石を割る(切る)ところを見せてくれて感動。
真っ二つに割れました!
石をきれいにカットする機械。
カット後の石たち。
まき。
たくさんの硯たちに大興奮!
この中から年賀状の宛名書きによさそうな私好みの硯(↑一番上の写真)を一つ購入し、名前と日付を彫っていただきました(^^)
そして、硯がどうやってつくられるのか、雄勝の石の種類、硯によって異なる墨の色合いなど、硯についていろいろ貴重なお話を伺えました。
硯には大きく分けて唐硯(中国産)と和硯(国産)がありますが、話を聞いて和硯の雄勝硯を愛用したいと思いました(^^)
すずり館から見る風景。
◎おまけの一筆書き
タイトル:もらったよ♪(クリスマスプレゼントと女の子)
私も宮城県がら硯の産地とは知りませんでした!リポートありがとうございます❗
じゅせんさん、雄勝硯ほんとにいいですよ!今度実物見てみてくださいね(*^^*)
雄勝硯初めて知りました。
ありがとうございます。
実際に実物を拝見したいと思いました。
大津 明美さま、ブログを読んでいただきありがとうございます。
墨も擦りやすく書き心地もよくオススメです。
機会がありましたらぜひ見に行かれてみてください。