展覧会用の作品づくり vol.1

260927sakuhindukuri07
約3年ぶり書道の展覧会に出品することにしました。

サイズは175㎝X45㎝。

高校の書道科時代と違って先生のお手本はなく、自ら言葉や構成を考えないといけないのでちょっと大変ですが…私なりの作り方をご紹介しながら出品日まで頑張りたいと思います!
 

1.構成
 
 はじめにどのような書体で何文字の作品にするかを決めます。
 

2.言葉選び

 古人の成句や詩歌などを集めて字数ごとに配列された「墨場必携(ぼくじょうひっけい)」と書いてある本から、作品として面白そうでよい意味合いの文字をいくつか選びます。
260927sakuhindukuri01
   (右から3つ↑)

 

260927sakuhindukuri02
   (中↑)

 
3.文字を書道字典で調べる

 決めた文字の書体を調べてノートに記します。
 今回私は篆書で3〜4字を大きく書くことにしたので、篆書の字典を使用しました。
260927sakuhindukuri03
 篆書でもいろいろな書体があります。
 

4.縮小版(半紙)に書いてみる
 
 初めは半紙を同じくらいの比率でカットした縮小版に、様々な書体を組み合わせてどれが一番バランスよくまとまるかを考えながら書いていきます。
260927sakuhindukuri05

260927sakuhindukuri08

一番上の写真も半紙を縦半分にしたサイズに書いてみたものです。

この続きはまた後日。。。。m(_ _)m

2件のコメント

  1. 最近ようやく「習字」と「書道」の違いを認識しました。
    頭では「この一枚が書き上がるまで大変なんだろうな〜」と分かったつもりでしたが、こうして制作の流れを教えていただけて、とても勉強になります。

    そして、大変ながらも楽しんでらっしゃる感じが伝わってきて、こちらも嬉しいです(^ ^)

    続き、楽しみにしてます〜☆

  2. うりしっぽさん、コメントありがとうございます。習字と書道の違い。。。なるほどです!
    確かに全く違うかもしれません^^
    書道は自分で書いてみるのが一番楽しいと思いますよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。