今日の一書 〜糧〜


糧。

中国清代の文人・画家・書家、金農が書いた隷書餌菊詩(れいしょじきくし)の一字を臨書。

「糧になる」という言葉を聞いた時この書体が浮かんだので書いてみました。

金農は隷書を学び、若い頃からすでにオリジナリティを形成していたとのこと。

隷書は横長いカタチが多いのですが、旁の量の横棒を十本にし、隷書風なのに縦長の面白い書体に。

まだまだ臨書したことない古典はたーくさんあるようで、まだまだまだ楽しみです。
 

◎おまけのカレンダー
タイトル:5月のイカ

烏賊、イカ、いか、squidの文字と5月の植物で書かれています。

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