張猛龍碑(ちょうもうりょうひ)の臨書


張猛龍碑臨書

カッコいい「志」の書体を見つけたので真似して書いてみました。

この“張猛龍碑”という古典は、中国の南北朝時代、北朝の北魏で魯郡の大守であった張猛龍の徳を讃えるために建てられた碑。

「六朝楷書」の書蹟として知られています。

高校の芸術科書道コースへ入学し、はじめて古典臨書という言葉を聞き、最初に半紙に臨書をした古典がこの“張猛龍碑”でした。

その時の4字を思い出して久しぶりに臨書↓

当時、先生にお手本を書いてもらって練習しても、今まで書いていたお習字の書き方と全く違うので、なかなか書けませんでした。

しかし、それが面白くて、楽しくて、少しでも同じように書けると嬉しくて、臨書にのめり込みました。

そして、この4字作品を何かの展覧会に出品し、何かの賞に入り、小さな冊子に掲載されて嬉しかったのと、ちょっと言い方は悪いですが…、真似して書いて出すだけで賞をいただける世界があるんだ!と、高校生ながらに感じたことを覚えております。

高校3年間で張猛龍碑の他に「龍門二十品の牛橛造像記」や「顔真卿祭姪文稿」、「爨宝子碑」の古典を主に学びました。

まだまだ学びきれていない古典が山程あるので深く書きたい!と感じる日々です。

が、なかなか思うようにはいかないものですね。
(アカリン、ミトっちのせいにしてごめんなさい^^;)

と言いながらもこうやって書ける時間があることに感謝m(_ _)m
 

◎おまけの写真
タイトル:張猛龍碑の半切練習風景

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