孟法師碑(もうほうしひ)〜古典の臨書〜


4月から褚遂良(ちょすいりょう)が47歳のときに書かれた『孟法師碑(もうほうしひ)』という古典を学んでいます。

俗名を孟静素(もうせいそ)といった女性の道士について述べた碑で「伊闕仏龕碑(いけつぶつがんひ)」と共に代表的な作品。


重心をひくくとったがっちりとした作風で、筆力は力強く、結構は方正で、安定感があり、厚みのあるたくましい意志力を感得する書です。

そこに隷書の筆意が加えられていて丸味もあるので、温かく豊かな雰囲気を感じるられるところが味わい深く、好きです。

特徴を掴むまで難しいですが。。。、書く度に楽しくなるのが不思議^^

創作作品にも役に立つ古典の一つだと思いますよ♪

もうしばらく孟法師碑の臨書を続けたいと思います。

 
◎おまけの写真
タイトル:水やりなのにド緊張。

熊本県益城町の仮設住宅に緑のカーテンを設置するプロジェクト
日テレ系KKTにて報道されていました。

終了後の一枚↓髪はボサボサ、Tシャツしわしわ^^;

4件のコメント

  1. 素晴らしい作品ですね!
    感銘を受けました。

    きゅうはくにも行ってみたいと思いました。

  2. 土岐和彦さま、ありがとうございます。嬉しいです。
    ぜひきゅうはくにも行かれてください^^

  3. 書道サークルに通っています。16日に「孟法師碑」の教本を買いました。先輩たちは始めていますが、私は先生より「まだ早い」とのことで、引き続き「祭姪文稿」ですけれど。つまり先輩たちは最後まで終わったのですが、私はまだ半ばなんです。

  4. 松本佐知子さん、コメントありがとうございます。
    「祭姪文稿」も十分難しい古典ですので早い遅いは分かりませんが、「孟法師碑」は線を鍛えるのにもオススメです!「孟法師碑」を学んだ後「祭姪文稿」を書くと更に良い字が書けるようになっていると思います。高校時代の私がそうでしたので♪
    お家で「孟法師碑」を書いてみるのもよさそうですね^^

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