真草千字文(しんそうせんじもん)〜草書の古典と臨書〜


約6ヶ月間、智永(ちえい)の真草千字文(しんそうせんじもん)という古典の草書を臨書しております。(毎日ではございません^^;

「真草」とは、真書(楷書)と草書の2つの書体のこと。

「千字文」は、子供に漢字を教えたり書の手本として用いられた漢文の長詩で、1000字の異なった文字が使われています。

こちら↑の2行目と4行目が草書。

正直、草書を書いていても何という漢字か分からないことが多いのですが、真草千字文は隣に楷書があるので理解しながら書くことができるので学びやすいです。

最初は特徴を掴むことが出来ずに苦戦しておりましたが…、3ヶ月目くらいからやっとそこが楽しいんだ!と感じられるようになりました。

しかし、まだまだ堅いのでもうしばらく流れをつかめるように書き込みたいと思います(^^)

 
さて、草書の古典というと下の3つが思い浮かびます。(臨書の際に使っている書籍より)

◯一番右は空海。
空海の書の中でも最高傑作と言われる国宝『風信帖(ふうしんじょう)』の書体は行草体(行書と草書が混じった書体)と言われておりますが、後半(3通を1巻にまとめた内の3通目)は草書が多くなっています。

私は空海の風信帖のこのページ↑が大好きで、特に最初の“風”は何度も真似して書きました。
 

◯真ん中は孫 過庭(そん かてい)の『書譜(しょふ)』↓。
高校時代に生まれてはじめて草書という書体を書いた最初のお手本です。

この↓真ん中の6字「夫自古之善書」という部分を半紙にひたすら練習した記憶があります。

 

◯左は王羲之の『十七帖(じゅうしちじょう)』↓。

書の芸術性を確固たらしめた普遍的存在として、書聖と称されている王羲之の草書ということで学ぶ書道家さんも多いです。

 
草書、書いてみるときっと楽しいと思いますよ^^

 
◎おまけの写真
タイトル:太宰府天満宮の梅

Comment

  1. やまもとひとみ より:

    私もここ3年ほどは雁塔を臨書していましたが、春からは懐素の千字文を臨書しようと思っています。草書も意外にゆっくりとした気分で書けるし、楷書と比較しながら文字の意味を理解しながら取り組めるので楽しいと思っています。またいろいろと教えてくださいね~♪

  2. 西尾真紀 より:

    やまもとひとみさん、懐素の千字文もよいですね!草書は苦手だったのですが、やまもとさんが言われるようにゆっくりした気持ちになりますし楽しめてます。
    こちらこそオススメの古典などありましたら教えてください(^^)

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