書の歩み六十年 〜森史陽傘寿記念書展〜のご案内


本日はご案内です(^^)

高校時代からの書道の恩師であります森史陽先生が80歳の節目に“書の歩み六十年 森史陽傘寿記念書展”を開催されます。

会期は明日8月11日(金)〜8月16日(水)まで。

会場は福岡県久留米市に昨年新しく開館した久留米シティプラザの展示室。

80歳で書かれたとは思えない迫力の作品から過去の作品まで約60点とバラエティに富んだ書体・書作品が目白押しです!

今日、飾り付けのお手伝いをさせていただき感心しながら、改めて森先生とのご縁に感謝した次第です。

私の人生を変えてくれた森先生に出会って25年。

思い返すと。。。
高校入学時、書道科13名の内、私がどう見ても一番下手でした。

しょどう(書道)の“しょ”も分からず、みんなはいろんな書体が書けるのに、私はやっと楷書が書ける程度。。。書くことが大好きだったのに初日から自信をなくし、書道科辞めたいとまで思ったこともありました。

しかし、そんな私の書風や書体、性格……いろんなところを見て、良い部分を引き出してくださったのが森先生でした。

下手だったからこそ一枚でも多く!と思いながら練習したことが今に繋がっているのかもしれません。

書道の楽しさはもちろん、古典の大切さ、視野の広さ、書道文化などなど、今でも多くのことを学ばせていただいています。

森先生の書で好きなところは、線、品、そして、どの作品にもユーモアがあること。あと優しさ。きっとお人柄がそのまま現れているのでしょう。

私は書をはじめて今年で三十年。

あと三十年後、こんなに素晴らしい『書』が書けるようになりたいな。
 

明日と明後日は受付担当なので、受付しながら森史陽先生の作品を堪能したいと思います◎

※一番上の写真は入口に飾られている『龍虎』。

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