楽しみにしていた九州国立博物館で開催されている『華麗なる宮廷文化 近衛家の国宝』へ行って来ました。
今回の近衛家の国宝は、ユネスコ世界記憶遺産に登録された藤原道長の自筆日記『御堂関白記』をはじめ、貴重な書や美術工芸品が展示され大変見応えがありました。
“寛永の三筆”と言われている近衛信尹や近衛家熈など、近衛家には能書家が揃っていて、確立した独自の書法は大胆で素晴らしかったです!
カタログ↓を通してほんの一部ご紹介させていただきます。
千年前に記された現存する世界最古の自筆日記は全14巻の内6巻展示。
その一部↓
風信帖の臨書↓
原寸サイズで書かれた作品は字形と筆勢も正確で見とれました。。。
仮名文字↓とにかく美しい。。。
和漢朗詠集↓
高校時代に学んだ古典の実物を見ることが出来て感動しました。
どの作品も表装の色合いや刺繍が大変素晴らしく、掛け軸は特に参考になりました。
あと。。。今更ですが九州国立博物館友の会に入会しました!
これでいつでも九博へ足を運んで思う存分展示を見ることが出来ます(^^)
東京、京都、奈良の国立博物館にも入れる会員証なので、ぜひ行きたいな♪と思っています。
筆イラスト:展示されていた刺繍の一部