会期終了3日前に行ってきました!
書の展示が凄いと聞いて楽しみにしていた九州国立博物館の特別展『台北 國立故宮博物院 -神品至宝-』。
過去の経験上、来場者が少なくなる3時以降を狙って行ったので少しはゆっくり見学することができました。
入る前に太宰府天満宮の紅葉をパチリ♪
九州国立博物館前
九州国立博物館内エントランス
さて、ほんの少しですが気になったものを図録の写真を使ってご紹介します。
まず入ってすぐに私が好きな書体『篆書・金文体』が刻まれている散氏盤(さんしばん)という青銅器が展示されていました。
内側部分。
いままで本で見て書いて学んできたので、実物を拝見できて感動でした!!
早速一部分を「臨書」♪↑↑↑〈一番上の書〉(どのあたりかわかりますか〜^^)
ちなみに左下の文字は『豊』、その上は『和』です。
紀元前9〜8世紀に生み出された文字を形が変化しながらも今使われているってすごいですよね。。。
次、浮き彫りと形、色合いに惹かれました↓
これは刺繍で書かれた文字です↓遠くから見ると墨で書いたようにしか見えません。
この巻物の書にはとっても惹かれてしまい、一字一字凝視◎
やはり、本で見るのと実物とではこんなにも違うんだなと思いました。
何といいますか…、書く人の気持ち、心の流れ、性格?、筆の穂先までの細かい神経が伝わってくるようで、見ている間息していたかどうかも思い出せません。
他にも本当に素晴らしい所蔵品をたくさん見ることができ大・大・大満足でした。
しかし、台北國立故宮博物院の所蔵品70万件のうち、今回は厳選された約220件程の展示だと知り、思いました…^^;一生のうちにどれだけのものを見て、知ることができるんだろう。。。
私が知ることができるのはほんのわずかなんだな……と。
それでも様々な思いや背景からつくられた貴重な品々を1つでも多く目にしていきたいと思います。
近くに博物館があるお陰で幸せ者です♪
次の特別展はこれ↓『古代日本と百済(くだら)の交流』楽しみです♪
◎おまけの一書画
タイトル:ヤカンくん(体はストーブ)
紅葉がとても綺麗ですね。
勝手ながらブログ写真を拝見させていただきました
刺繍と聞いてただ驚きました。
ほかの作品にも
芸術家さんが、どのような気持ちで伝えてるのかまた、どのような精神で表現しているのか、
書でも写真でもなく実物を自分の目で見に行きしっかり伝授したいと思いました。
ありがとうございました。
ヤカンくん
頭があっても体(こころ)が熱くならないと、周囲を温めることは出来ないYO。。という作品に思えました。
山本旭洋さん、コメントありがとうございます。嬉しいです。
山本さんの素敵な感性でたくさんのものを見てほしいです(^^)
ヤカンくん(笑)、あまり考えずに書いたのですがそのように感じていただきありがたく思います◎