篆刻(てんこく) 〜花〜


今年に入り篆刻(印を作成すること)をする機会が増え、書道教室でも書作品に印が必要な生徒さんへできる範囲ですが作り方をお伝えしております。

主に篆書という書体を石に彫るのですが、他にはないオリジナリティーを表現できる芸術!
の一つだと思っています。

もう少しゆとりのある生活をしているのであれば、しっかり学んでひたすら彫っていたい!と思うほど篆刻は好きなのですが…あと何年か先の楽しみにとっておきましょう◎^^

さて、先月は久しぶりに小さいサイズの篆刻を頼んでいただき、「花」という漢字を3つ作成。

花も印になると書体の造形や彫り方で表情も変わって面白かったです。

重要な下書き段階↓
墨と朱墨を使って反転した文字を書いていきます。

◯文字が白く彫ってある印、白文と言います。(上の写真左上:サイズ12mm)
写真がボケておりますが…黒の部分を彫ります。

◯文字を浮かせて彫っている印、朱文と言います。(上の写真右上:サイズ12mm)
朱の部分を彫ります。

 
(上の写真下:サイズ10mm)

↑この下書きのあとは楽しい楽しい彫る作業を終えて完成!!

ありがとうございました◎
 
 
◎おまけの墨絵イラスト
タイトル:しましま女性

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