約400年以上続く老舗の墨やさん『古梅園』の墨は、数ある墨の中でも逸品です。
古梅園さんの製品の中にも様々な種類がありますが、自分ではなかなか買うことができない「漆墨の梅花墨」という極上の墨をいただきました。
墨は、菜種や胡麻等の油を燃やしてでたススから製造する油煙墨と、松脂を燃やして作る松煙墨というのがあります。
この漆墨は菜種の油を使った最も粒子の細かい最上級の油煙で出来た墨だそうです。
いただいた梅花墨ももちろん嬉しかったのですが、この墨が入っていた“包装”に感動しました。
順番に開けてみます。。。
一、外装。墨の前に「御」が付いています。
二、開けると「のし袋」が出てきました。
三、のし袋の下には水墨画で書かれた「梅の書画」。
四、のし袋の中。桐箱に入った墨。
五、桐箱の中。
六、極上の梅花墨、登場!
“包み”は日本の文化ですね。
いつ使ったらよいのか悩みますが…、この墨に相応しい書が書けるように精進したいと思います。
ちなみに、一番上の文字は『墨』の篆書体です。
◎おまけの一筆書き
タイトル:うめぼー。
スゴい墨ですね。実物を見たくなります
墨の書も素晴らしいですね
この[墨]の書には生命を感じますね。
土から野菜も油も水もあるいは人間も地中から生まれ育ち日々地に足ついて歩いくというように
裸足で大地を蹴り勇んで一つ一つの土を積み重ね次には大きな山を乗り越えていくという氣が伝わってきました。
山本旭洋さん、ありがとうございます。
何も考えずに書いた書体にそのように感じていただきありがたく、嬉しく思います(^^)
確かに墨は土から作られ、人間も土のお陰で生きていけてるんですよね。
またぜひ感想送ってください!