『楽』という一文字は今まで何度も書いてきました。
“楽”は字の如く、楽しく・可愛く書くことが多く、絵になる造形なので作品としてもよく使います。
「楽」のもとの字は「樂」。
柄のある手鈴の形で、白の部分が鈴、その左右の幺は糸飾り。
舞楽のときにこれを振って神を楽しませるのに使用したそうです。
また、病気のとき巫女がこれを振って病魔を祓ったので病気を治すことを「やまいだれ」に「楽」で“りょう”といって、現在の“療”に変化し、意味は同じまま使われているようです。
(参考本:常用字解より)
●らく(楽)の意味は「心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと」とありますが、今回は●がく(楽)としての意味合い「楽器を鳴らして音曲を奏すること。音楽」をイメージしながらちょっと力強く書いてみました。
いかがでしょう(^^)
◎おまけの写真
タイトル:大きなくまモン♪
熊本駅にて。