震災からもう4年が経ちました。
本当に時が経つのはあっという間です。
朝起きてご飯を食べ、仕事をし、好きな書道を書き、お茶をしたり本を読んだり…、そして静かな空間で眠れる、そんな平凡な日々を送れることがどれだけありがたく幸せなことなのかと実感しています。
そして、震災がなければ出会わなかったご縁がたくさんあり、その方たちの言葉や行動で人生観も変わりました。
私が出来ることはほんの少しかもしれませんが、こうやって繋がった方々との出会いを大切に今まで以上に精進したいと思います。
先日は宮城県石巻市の方が来福され福岡柳川観光をしたのですが、川下りをしながら嬉しくもあり、なんだか不思議な気持ちでした。
一番上の写真『つぎはぎすっぺっ茶』は、いつも仙台に行くたびにお世話になっている庄司恵子さんが全国から寄せられた布などを“つぎはぎ”して縫い物をしながら被災者同士の交流を深める集まりの場で作られた縫い会の名前です。
みなさんが集まってお茶を飲みながら楽しそうに手芸をしたりお話をしている姿を見ると自然と笑みがこぼれます。
そんな雰囲気で作られた手芸品は温もりのある作品ばかり。
マキリンクのアトリエにコーナーを設けてますのでぜひ見に来てください。
一日でも早い復興を祈念し、関心を継続していきたいと思います。
◎おまけの一筆書き(筆イラスト)
タイトル:しあわせのとり
4年という月日が、短いのか長いのか、苦しくて辛い体験を実際にしていない私には何とも言えないけれど…あの日のことは、生涯忘れない日だと思います。
人間は自然の脅威には勝てない。けれど、助け合って寄り添って生きていくことはできる。
そう強く思った一日でした。
ひいぼうさん、ありがとうございます。ほんとにそうですね。
私も同じ気持ちを共感できることはけして出来ないけれど、助け合い思いやることができる人の力は大きいと思っています。