九州国立博物館で開催中の『始皇帝と大兵馬俑展』へ行ってきました。
秦の始皇帝が夢見た永遠の世界を体現した8000体の兵馬俑。
展示はその一部でしたが、臨場感あふれる会場づくりに迫力満点!
さまざまな出土品も含めて始皇帝の偉大さを物語っていました。
中でも私が一番気に入ったモノはこちら↓(写真はポストカードです)
手のひらにのる程の小さな騎馬桶。
秦の時代、御墓の中に現実世界の人や物を小さくして一緒に入れる習慣があったそうで、この発想が始皇帝の兵馬俑へ繋がったみたいです。
とにかくお顔の表情が可愛くて、書き真似してみました(^^)↑(一番上のイラスト♪)
あと、興味を持ったのはやはり文字(金文体や小篆という書体)!!
鐘や器などお洒落に(?)刻まれていました。
この黄色で囲んだところには「始皇帝」という文字が刻まれています。
始皇帝は文字や言語の統一をして「小篆」という書体を生み出し、その後漢の時代へ継承されたお陰で、曲線を直線化して生み出された“隷書”、走り書きした“草書”、隷書をさらに直線的に書いた“楷書”、それを崩した“行書”が生まれ、漢字文化が広まり、日本へ伝わり、日本語が作られたと言われています。
始皇帝が天下統一を果たしていなかったら日本の文字も違っていたかもしれませんね〜。
今回、「量」や「尺」、「寸」などの単位を作ったのも始皇帝と知り、びっくり。
偉大な世界を感じることができ充実した時間を過ごすことができました◎