王献之の鴨頭丸帖(おうとうがんじょう)という古典の臨書。
王献之が友人に宛てた短い手紙で二行十五字からなります。
書道教室の際、生徒さんがこの古典を臨書したいと選択。
鴨頭丸帖を目にするのは初めてでしたが、お手本を書いてみると面白い。
後日いい書体だなと感じた「集」と下の堂の二文字を臨書。
写真はその一枚目。
と、ここで終わりにすれば良かったのですが、二枚目以降しばらくドツボに。。。
私の場合、臨書ではよくあること。
欲が出てくるのでしょう。。。
ここが失敗、ここは良かったけどここがダメ、なんだか綺麗すぎて面白くない…を繰り返します。
そこで終わることもありますが、他の字を書いたり、深呼吸したり、珈琲飲んだり、王献之がどんな人なのか調べたり…諦めずに書き続けると。。。
ハッ!ニヤッ!とするときがきます。
臨書が完璧に書けたー!と感じることは未だにありませんが、そういう時間↑が楽しく好きです。
昔は好きな古典や書体があればすぐに臨書したり真似して書いていたのですが、最近そんな大好き時間が後回しだったな〜と、気付かされた一時。
今、臨書は書道教室の生徒さんのお手本を書くくらいなので、個展へ向けて時間の使い方を見直そうと思いました^^
※6日の書道教室は開催予定です。
午前中は台風の影響もあるようですのでご無理のないように宜しくお願い致します。
流れるようで伸びやかな書ですね
連続性があってとっても難しそう
日々是臨書
楽しみながら会得されようとされる姿勢に感服です
蒼い空さん、ありがとうございます
日々是臨書
素敵な熟語です!^^