「善」と「美」を続けて書いていると、両方に「羊」が隠れていることに気付きました。
語源を調べてみると。。。
『善』は、「羊」と2つの「言」から出来た字。
「羊」はめでたいことの意味がある「祥」からきていて、めでたさに満ち溢れているさまが原義。
ここから、広くよいこと、よい、よいこと、こころよい、理にかなう、すぐれた、仲良しなどの意味に繋がったそうです。
作品や贈る言葉としても使われる一文字漢字です。
『美』は、動物の「羊」の全形からできた字。
「羊」は羊の上半身を前から見た形からできた字ですが、羊の後ろ足まで加えて上から見た形が「美」だそうです。
美の下部の「大」は、牝羊の腰の形に似ていることから成熟した牝羊の美しさを「美」といい、ここからうつくしいの意味に用いられることになったようです。
はじめて知りました(*^^*)
私の高校の書道の恩師から、「美」の羊の下は「火」で、羊を神様に人身御供(人の代わりに)捧げたということで、身を呈して神にささげる行為が「美しい」ということでは。と言われていたのを思い出します。いろんな説がありますよね。ただ、漢字の作りは往々にして「神」が存在しているように思います。
やまもとひとみさん、コメントありがとうございます!
なるほどですね。確かに昔の美は下が火となってる書き方が多いですし、そのように書いてある資料もありました。私も語源を知れば知るほど神と繋がってるんだな…と思います。
お久しぶりです。
羊って、そんな素敵な漢字だったんですね!年女なだけにとっても嬉しいお話です♩(そして同時に、本厄なんですけどね、、、ーー;)
「善」も、「美」も、かっこいいです。
カレンダー、印刷分の言葉も気に入っていたのですが売切れなんですね。
残念ですが、それではと、書いていただきたい言葉(文字)を模索中です。
「羊」もアリですね!
家族からのリクエストも揃いましたら、まとめて依頼させていただきます〜(*^_^*)
うりしっぽさん、ご無沙汰してます!
年女なのですね。羊って昔からある素晴らしい字です(^^)私はヘビなので羨ましいです。。。
カレンダーの四字熟語は売り切れてしまいましたm(_ _)m空欄の分は追加してまだありますので、ぜひぜひお知らせくださいね♪
また改めてご連絡します!
羨(うらやましい)という字も羊が入ってる・・と思い調べたら、羊の下の字は「よだれ」、つまりよだれをもって羊を見る。羨望するの意味です。
羊の下が昔は「火」であったのも初めて知って、興味深いです。
聖書では、1歳になる雄の子羊が聖なる生け贄であった事を連想します。
それをお習字で見られたらうれしいです。
これらは又、羊が、漢字の作られたところの文化にとても浸透していたのが解る話です。
昔作られた漢字は、あまりにも聖書との結びつきが多いです。
たとえば船という字。なぜ八人(口は人数を現わす)が舟に乗ったかとか、聖書の
ノアの箱舟にぴったり合うからです。