書家が書かれたお酒のラベルを臨書

日本盛
有名な書道家さんが書かれた有名な日本酒や焼酎のラベルの筆文字を臨書してみました。

臨書とは、お手本に忠実に書くことをいいます。

基本的に書道は、いにしえの有名な書家の名品(古典)をお手本にして何度も臨書し、点線の形を含めて隅々まで似せることから筆法を習得していきます。

今回は漢字三文字のお酒のラベルのお仕事をいただきましたので、長年愛されているお酒の文字を選んで臨書してみました♪

調べると上の『日本盛』の書体は書道博物館を作られた中村不折さん。

こちら↓の『月桂冠』は日下部鳴鶴という有名な書道家さんが書かれたものでした。

月桂冠
全て一回ずつ!と決めて真剣に臨書。

あと3つご紹介します↓↓↓

焼酎の中で一番よく飲ませていただいている…^^『黒霧島』。
黒霧島
 

三文字のお酒の書体では特徴がある『久保田』。
久保田
 

手に入りにくいと言われている『森伊蔵』。この書体好きです◎
森伊蔵
 

『森伊蔵』を月桂冠風の隷書体で書いてみると。。。美味しそうに感じませんね^^;
森伊蔵
 

新しい書体に挑戦することはとても好きなので楽しくもありましたが、やはり難しかったです。。。

どうしても自分の癖が出ますし、簡単に書いているようで書家さんの心情や書き方まではなかなか読み取れないので、結果、流れを感じない表面的な書になってしまいました。

しかし、それぞれのお酒の特徴を書体でちゃんと表現されている書家さんの書、書いてみて愛されている理由が分かったような気がします^^

一度書いただけですが。。。(笑)

活かせるようにガンバリマス◎

5件のコメント

  1. これって面白いですね。
    書だけでなく他の世界でも言えそうです。

  2. 雨のみちさん、ありがとうございます。
    確かに、どの世界でも通じるものがあるかも知れません。

  3. 秀雲さま
    コメントいただきありがとうございます。
    確かに、清酒のイメージがわきました。

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